本質。

人としての正しいこと、私はそういうのは割りとどうでもいいと思っている。
私にとっての正しいは自身の思うが侭に行動し信念を貫くことだ。

考えているだけでは何も変わらず、行動に移してこそ結果は得られる。
それが他者にとって悪だとしても、だ。

だが勘違いしないで欲しい。
私とて迷惑をかけたいわけではないということを、できる事なら確執なく日常を謳歌したいと思っている。

しかし・・・・・私の日常と、キミの日常は決して交わることのない道なんだ。いや、誰であろうと、例え解り合えた者達だとしても本質が交わることはない。
私は私であり、キミはキミだ。

私の考えがこれから先変わる事はないだろうし、結果蔑まれようと笑われようとそれら全ては自身が招いたモノに過ぎない。

そういうことなので私からこたつを取上げないでください。
切実に。

日常を振り返ってみる。

さぼてん巡りの旅に出てたら日記が溜まってしまった。
かいつまみつつ語っていこうと思う。

2/6
今年は節分をやらなかったな、との団員の一言により豆による熱き戦いが始まる。
ただ豆を投げる行事はつまらないので、箱に豆となまものを詰め込んで選ばせてみた。

…大惨事！！

取りあえず目を背けることにした。

2/10
殉教者なアイツの誕生日。
気付けば身長を追い抜かれていた…なんて妬ましい。
泡沫の三代目になるかも知れない、ということなのでお守りをちくちく縫ってみる。

縫いながら念をみょんみょんみょん。
まぁ、ならなかったらならなかったでそれはそれということで。

2/14
バレンタインな日。

毎年、魂を削り作り上げてきた棘さぼちょこ。
今回はマトリョーシカ風に仕上げてみた。針部分の強度は例年より下回ったが殺傷力では今回のは上々だ。
安心して口に運べば、じえんど。
ふふっ。

これとは別に二つほど心血を注いだ品がある。
よりさぼてんに近づける為、色は緑。抹茶味にしてみる。

一つは白玉殿に似せ、綿毛部分に軽く粉砂糖を振るう。
…振るう、ふるう。
ふ、ふ、ふはははは。

気づいたら白くなっていた。てへっ☆

二つ目は士童。普通ではつまらない、花を咲かせた状態のにしよう！
溶けないように環境を整え、チョコを削り続けること数時間。

もう二度とこんな面倒なことはするまいと自分に誓ったさ。

2/28
古株なアイツの誕生日。
どうしようかなー、あげようかなー、とか悩んでいたら終わっていた。
まぁ、そんなこともあるさ、と作りかけの二号を放置。

3/1
卒業式。
おめでとうなのですよ？

3/14
でゅえい！

さんたと正月とチョコとさぼてん。

サンタさんは二月に現れます。
何のことだって？
たまにはサンタさんも別の月に現れたいんだよっ、一日でプレゼントを届けるのに疲れたんだよ…暖炉の前でゆっくりしたいんだよぅ。

まぁそれは置いといて、っと。

はい、新年あけましておめでとうございます。
本年も私がだらだら出来るよう宜しく御願いいたします～

…
さて挨拶も終えたし、あとは…そうさなーそろそろバレンタインです。
劇的なチョコの渡し方とか、折れないさいきょーのさぼてんチョコとかの案を練る時期でもあるわけですよ。
…今年はどうしようかのぅ。

約束。

必ず戻ってくると約束してくれよ
それは決して叶わぬ誓い。

……。ああ、約束だ
絞り出す…悟られぬよう気取られぬよう、仲間と共にその言葉を。

山を下りたらまた会おう！
真意を知ることもなく、果たせない約束を一つ残し、彼女は笑顔で手を振って駆けていく。


たとえ幻であったとしても、たとえ繰り返す世界であっても、そこでは確かに存在していて。
土蜘蛛も笠間も妖狐も。生きて、生きて、生きていたんだ…
その事だけは忘れてはいけない、
…証は、確かに此処にあるのだから。


さよなら。
消えるときのキミは幸せでいられただろうか。

白日たる。

幻影の古戦場を消滅させるため現地に赴き、無事に事を終え帰ってきた。
いつもと変わらないちょっとした旅、ただそれだけなのに…長い間、留守にしていた気がする。

慣れ親しんだ部屋はすぐそこ。

ただいま、
そんな柄にもない言葉を発してみても応える者はなく、ただ、開けっぱなしの窓から冷たい風が舞い込むのみ。

…
……
少しばかし積もったホコリ。
そこに人が居た跡はとうに無く、生きた匂いも、笑う声も、全ては消え失せ。

ゆらゆらと漂う白のカーテンが、それを現実だと物語っているようで…


私は、気づくのだ。
掛け替えのない、大切なモノは指の隙間から零れ落ちて…もう二度と戻らない、と。

それは白昼夢。
まだ、成すべき事をしていない私が見るには少し早い…遠い遠い夢。