はっはっは。

はっはっはっはっはっは。

泡沫

さて、これを見ているときに私は既にこの星には居ないだろう。
別れを言う時間も無さそうだ、手早く記して近くの者に託して私は去ろう。


そうだなぁ。本当なら直接言うつもりだったのだが・・・少し泡沫のみなへ書き記そう。


陽人。
キミと今は居ないが勾燐が居たから、泡沫は今日まで続いてこれたと思っている。
でなければ、物臭な私の事だ･･･とうに解散してた事だろうさ。

というかキミが最後まで居た事に驚きを隠せないね。
でも、まぁ・・・これでも感謝しているんだよ、我侭な私に付いて来てくれたのだからな。ありがとさー

クルス。
一度は抜けたけど、もう一度戻ってきてくれて嬉しかった。
まさか結社長を務めるまで成長するとは思わなかったさーちょっと黒かったけどなー
ま、なんだかんだで楽しかった。

結社長ありがとな、そしてごめんな・・・
我侭なお姉ちゃんを許してくれさー

アキラ。
初めは知り合い伝いで泡沫に来たんだっけな。
最初はイケメンかと思ってたら残念系イケメンだったんだぜ。
この期待の裏切りようがさすがなんだなー

色々と言葉遊びに付き合ってくれてありがとな。
あ、狐っ子三種の神器は大切にするように。

宗司。
出会いは学祭のさぼてん喫茶から・・・よくあの展開から泡沫に来ようと思ったよね。
ある意味大物だぜ･･･心残りといえば三種の神器千怜冬Verが用意できなかった事か。
御こたつ様、御みかん様･･･まぁあと一つは永遠の秘密ということで。

ま、風香さんと楽しくやりなさい。

風香。
覚えているかい？みかん向き要員で泡沫を訪れた日の事を！！
ゴロゴロしっ放しで風香に甘えてばっかりだったな。
宗司とはどういう感じでごにょごにょ的なガールトークに、花を咲かせたかったものだよ。

結社長もありがとう。宗司と仲良くなー

ラピス。
キミの元気さに私は眩しさを感じました、若いって素晴らしい、と
こたつに入りながら常々思っていましたよ。
最後まで泡沫に元気を振りまいてくれると、千怜さんは嬉しいのです。

龍華。
デレてるぐらいがちょうどいい。
最後の結社長ふぁいとなんだなー



さて、長々と書いてしまったな。
そろそろ時間のようだし、この辺で終いとするか。本当は今居る団員全員に当てたい所だが・・・
しばらく顔を見ていない者は省かせてもらった、すまないな。


最後に･･･出逢ってきた全ての人々に感謝を、泡沫のみなに感謝を。
私がこうして、我侭に自由にやってこれたのはみなのおかげだ。

実に楽しかった、ありがとな。

みなに望むのは一つ、最後の時までバカ笑いしながら楽しく過ごしてくれ。
なぁに、その内ひょっこり逢えるさ･･･
･･･では、またな。


此処に私、桐嶋千怜の泡沫を完結とす。

久しぶりの依頼なのです。

戦に赴くのも久しく、ちゃんと動けるか不安になる。
研究ばっかりで身体動かしてないからなぁ～

でも、ま。
考えたって仕方ない。最善を尽くす、ただそれだけさね。

だから、さ。私のことは…

振り返って。

一年以上もの間、日記を書くのをやめていた。

たぶん、燃え尽きていたんだと思う。
半年にもわたる神将との戦い、敦賀市攻略戦での最後。敵として出会い、友として消えていったアレとの日々は少なくとも私の何かを変えてしまった。

ま、いいわけだがね。


さて、それはさておき。
八月で泡沫は五周年目に突入したわけだ。

始めはなんとなしに、次第に縁が生まれ、出会いと別れを繰り返し、
創られていく泡沫の在り方。


くく、これでも感謝しているんだよ？この出会いに。
恥ずかしくて口には出さないけどな、でも、そうだな…いつか終わりが来るときにでも、感謝の意とこれからの未来に言葉を贈るとしようか。

ふふ、これでも千怜さんは乙女だからな。たまにはしおらしくもなるさ。
では、また次の頁にてお会いしましょうか。

戦いのその後に。

この一戦で終わらせたかったけど、それすら叶わず…また見逃された。
次にアレに逢うのが、私達なのかそれとも他の誰かなのか。

ただ出来ることならもう一度、もう一度だけ再戦をしたいものだ。