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何だかんだで意外と続いているこの日記。
読み返していると、あるタイトルに目が止まる。

「例えばノ話」
ああ、なんて懐かしいモノが・・・
ちなみにこれ書きかけ。
当時はオチが決まらなくて、新しく書き直したんだよなぁ~
話的にはこっちの方が好きなんだけどねぇ~陽人編は。


もう二年も前のことなんだなーと、しみじみ。
歳を取るわけです・・・なぅ。
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ログハウスから少し離れた海辺に立ち、大きく息を吸う。
身体を満たす潮の香り、喧騒に包まれた鎌倉の地を離れ耳に届くは心を落ち着かせる波音。

ああ、これから起こることを考えると何て心躍ることだろうか。


ところで、私一人で楽しむのも大いに結構なことなのだが、やはり『楽しい』という感情は共有すると、より楽しくなるものだ。
ならば私が取るべき行動というのは自ずと決まるだろう。
私はログハウスの方を向き、その視界に映る全ての者に対して声高らかに叫ぶ。

「みんなでくらげを全力で突付こうぜぇ~!」

そう、この胸の奥底で滾る熱き思いを、くらげという一言に乗せて!!

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
ざざーん、ざざーん、という規則正しい波音がヤケに大きく耳に付く。
これはどうしたことか?
なんていうか・・・ここはアレだろ?

『わーい、ちさ姉とくらげが突付けるぞー』
とか、
『華麗に突付き倒してくれるわっ』
とか、そういう場面だろ?

いや勿論思い思いの遊び方があるにしても、だ。
せっかくのこの青き世界を共有もせず、過ごすなんて私は悲しいぞー。とは思ってみても誰も来やしねぇ。

「ふんっ、いいもん。独りで突くもん。」
波際に打ち上げられたクラゲを、これまた遠く旅してきたであろう棒切れでツツく。
「うむ、うむ。」
何ともいえない感触が棒と掌に伝わり、頬が自然と弛むのを感じる。傍目から見れば気持ち悪いことこの上ないだろうが、そんなことを気にする私ではない。楽しい、楽しいぞーふははははは!

・・・
さて、と。思う存分突き倒したことだし、そろそろ次の段階に移行する頃合いかのぅ。


~たゆたう白き生に道は無く~
9/13
 日記を開く。
迷惑を掛けない為には、自身を抑制するのが最適と判断。
しかし、それでは私が楽しくないなーと思いながらも、
日記を閉じる。
 
9/15
紅茶を嗜みながら、さぼてんに語りかける。
ウィルさん、ウィルさん。私はどうすれはいいのでしょうか?
自分で考えなーと、さぼてんは知らんぷり。
 
9/16
たこ焼きうまー
 
9/20
玉露で一服。
はぁ、水羊羹うます。
 
9/21
パソコンが爆発した。
どうやら冷却がうまくいかず、熱による臨界点突破ーばっっひゅーん。
仕方ないので、久しく使っていなかったノートパソコンを押し入れから出す。
 
9/23
さぼてんを見に世界へ。
のらりくらり北欧を目指す。
うーん、ノリで物事を進めちゃうから度を越しちゃうんだよね。
当然それが免罪符になりえない事も解ってはいるんだけど・・・やっちゃうんだよなー

行動の基準、言。
何をどうすればいいのか判らなくなりました。

しばらくは様子見に留め、言は控えておきます。
「あつい・・・」
今、私はどこかも判らぬ多分南の方にある島に来ている。
何故そう思うかと言うのならば、海は黒く澱みのある色ではなく、翡翠を散りばめたかのように鮮やかな色調に、遠く地平線には澄んだ青が映えているからだ。

さて、ここでクエッションだ。
ここはどこでしょう?
アンサー、わかりません。

まぁ、どこでもいいのだが旅費が物凄い事になっているんじゃなかろうか・・・いや、泡沫の維持費を回せば余裕しゃくしゃくではあるが、それにより今後の泡沫における私のライフスタイルが脅かされるのはいただけない。
主に暑さ対策のエアコン、寒さ対策のこたつだ。

と、まぁ考えていても後の祭りではある。

ではこの現状において私が取る行動は何か?
勿論この状況を面白おかしく過ごす事にある。

だがこの無駄に燦々と照る太陽は、肌の強くない私には毒だ。
そこで登場するのがこのボーダーの入った囚人服スタイル水着である。
露出部分を極力カットし、ついでに身体の線をも強調する。正に、美と実用を兼ね備えたさいきょーの水着だ。

だが難点が一つ。
近くで見れば水着と判るのだが、遠目で見れば多分囚人が脱走したと思われても仕方ない格好であるということがな。

ああ、そうだ。
健全なる男性諸君には申し訳ないのだが、私のこの素晴らしき身体を余すことなく見せることが出来なくて実に残念なのだが、まぁ諦めてくれ。
代わりにほら・・・
他の泡沫女性陣がいるだろう、思う存分見ているといい。どうなるかは知らんがね?

さて、いいかげん現状を伝えるのも飽きた。
私にはこれから、くらげを突付き倒すという大仕事が待っているのだ。

次にこの日記を開く時は、私とくらげの壮絶な戦いの様子を書き連ねる事になるだろうが、まぁそれも生きて帰れたらの話だ。


~そこは青く澄む常夏の楽園~
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プロフィール
HN:
桐嶋千怜
性別:
女性
職業:
霊媒士
趣味:
惰眠
自己紹介:
私はわがままですよ?
そしてさぼてんラブです。

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 この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、桐嶋千怜が作成を依頼したものです。
 イラストの使用権は桐嶋千怜に、著作権は東原史真に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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