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今日のアレはいつにもましてだらけている。
何をするでもなく、ごろごろ、ごろごろ。まったく持って嘆かわしい!!私に移動する術と音を発生させること出来たならば、アレに体当たりと説教をかましている所だ。
ああ、この身が恨めしい。
しかし今日はまだマシな方だ。数日前のアレは今より更に酷かったからな。
その日アレは大事な用があると言い、軽装で出かけ数時間もしないうちに帰ってきた。腹を擦りながら…
大方どこぞで食事をしてきたに違いない。だが調子に乗って普段食べる量より倍は摂取して来たにも違いない。そして周りなぞ気にせず甘味を思うが侭貪っていたにも違いない。
もうね。違いない、というか確信だな…これは。
「うぷっ、いかん食いすぎた。また肉が付くなぁ…くそっ、甘いモノが忌々しい!」
…まぁ食べ過ぎてしまった事はどうしようもない。だが、そう言いつつ冷凍庫からアイスを取り出してくるのは如何なものか。
扇風機前で貪りつつ、ぐでーっとするのは如何なものか。
……乙女なんて豪語しているが、聞いて呆れるわっ。
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どうにか事を終えれて何より。
私が私であると世界を認識した時、目の前に広がっていたのは向日葵の如く大輪の笑顔だった。多分その時の私はその表情に見惚れていたのだろう。鮮烈なまでに私の心に残るそれは掛け替えの無い想い出の一つだ。
物言わぬ私に飽きもせず話しかけ、慈しみ育み常に共に在り続けていた存在。
それはこれから先ずっと続くモノだと思っていたものだ。
だが、別れというのは予期せぬ所で突然訪れるモノだ。
---
私が初めてアレと出会ったのはもう十年も昔のことになる。
ある事件を切っ掛けに遠く離れた南の地にて私たちは出会うのだ。
幼く、まだ十にも満たないであろう子供が私たちを見上げていた。
腰まで伸びた煤けたようにくすんだ灰の髪、大きく見開かれた赤い紅い瞳。濃い赤の着物を纏い、どことなく帯びる雰囲気は彼女とよく似通っていた。
ただ、ただ、じっと見つめる幼子。そしてゆっくりと促されるように…その小さな唇から悲痛なまでの叫びを吐き出すのだ。
そして彼女は静かに告げる。別れの言葉を…
「キミを連れて行くことは出来ない」
幼子は問う。必死に離すまいと、出会って幾許と経たない者に縋りつくのだ。それは見ていて痛々しくなるほどの抗い。
「そうだ。私の大事な友をキミに預けよう、名はウィル…キミと私を繋ぐ絆だ」
彼女は約束を交わす。いつかまた出逢う時が来れば、共に旅をしよう、と。
私の声は届かない、決してこの想いが届くことは無い。
---
貴女は今どうしているだろうか。
あの小さな幼子も今や出会った頃の貴女と変わらぬ歳になった。
私は、いや、アレも。
遠く夕焼けに霞む貴女の背を、今でも追い続けている。
あとどれほど待てば逢えるのだろうか。あの笑顔を見れるのはいつの頃になるのだろうか。
約束は、
まだ果たされていない。
いま私は悩んでいる。
それはとてもとても小さな悩みだ…はたから見れば。
悩みというのはこの日記。
別にね?毎日書いているわけじゃないけど、あと数ヶ月もすれば四年たつわけですよ。この日記帳。
すごいよね?物臭な私が書き続けているこの事実が!誇って良いと思うのです、むしろ褒め称えろといいたい。
遠慮しなくて良いよ?
…
いかん話が逸れた。つまりは話のネタというか何というか、書くことが無くなって来るわけです。
マンネリみたいな?
これじゃいかんと思うわけですよ私的には。
だから私は考えた。考えに考え抜いた…そして閃く。もうね、自分の才が恐ろしく感じるね。あ、ツッコミはいらんぞ?悲しくなるから。
ということで、
……次回からこの日記はこうなります。↓
私の名は『ウィル』
千怜のことを知っているのならば、今さら私のことを語るまでも無かろう。
次からは私が筆を執ることになった…楽しみにしているがいい。細かいことは気にするなよ?
まぁこの私に任せておけ。全てがうまくいく、はっはっは。
ぬ?小癪なハエめが寄ってきよったわっ、刺すぞこのやろう。
こうご期待?
それはとてもとても小さな悩みだ…はたから見れば。
悩みというのはこの日記。
別にね?毎日書いているわけじゃないけど、あと数ヶ月もすれば四年たつわけですよ。この日記帳。
すごいよね?物臭な私が書き続けているこの事実が!誇って良いと思うのです、むしろ褒め称えろといいたい。
遠慮しなくて良いよ?
…
いかん話が逸れた。つまりは話のネタというか何というか、書くことが無くなって来るわけです。
マンネリみたいな?
これじゃいかんと思うわけですよ私的には。
だから私は考えた。考えに考え抜いた…そして閃く。もうね、自分の才が恐ろしく感じるね。あ、ツッコミはいらんぞ?悲しくなるから。
ということで、
……次回からこの日記はこうなります。↓
私の名は『ウィル』
千怜のことを知っているのならば、今さら私のことを語るまでも無かろう。
次からは私が筆を執ることになった…楽しみにしているがいい。細かいことは気にするなよ?
まぁこの私に任せておけ。全てがうまくいく、はっはっは。
ぬ?小癪なハエめが寄ってきよったわっ、刺すぞこのやろう。
こうご期待?
「リィィィベレェェイ…ション!!」
しかし何も起こらなかった。
…
ふぅ。
この胸の内に滾る情熱という魂の叫びを乗せてみたが何の効果も現れないな、当たり前だけど。
なんかね?
ごろごろしてたら能力強化のお知らせが飛び込んできたわけですよ。
とくれば取り合えず試してみるってものでさー
まぁ、なんだ。
人としての性って奴?
…
……こほん。
ふぅぅぬぅぅうぅぅ…!!
「リッッベレェ……イショーーーン!!」
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プロフィール
HN:
桐嶋千怜
性別:
女性
職業:
霊媒士
趣味:
惰眠
自己紹介:
私はわがままですよ?
そしてさぼてんラブです。
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この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、桐嶋千怜が作成を依頼したものです。
イラストの使用権は桐嶋千怜に、著作権は東原史真に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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そしてさぼてんラブです。
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この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、桐嶋千怜が作成を依頼したものです。
イラストの使用権は桐嶋千怜に、著作権は東原史真に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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