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うん。実にやられました…自分に。
第100話には何か心に残るような話をしようと思っていたのに、
気付けば既に104話目…なんてことだ。
しかしそんな事で挫ける私ではない。
次は200話の時に壮大な話をする事を心に誓うのだ。うむ。
…
……でもその時になったら忘れてるんだろうなー
しかも100話までに2年…つまりあと2年はかかるんだよなー
ま、いいや。その時になったら…きっと。
そろそろ先の事を考えなければならない次期でもあります。
来年一月になれば話すことではあるが…
まぁ先に話しておいても問題はあるまいて。
えー、一月に今後結社をどうするかを決めます。
とどのつまりは結社長の交代ですなー
早めに慣れておいた方が良いだろうしなー色々と。
で、誰も候補が居なければそのまま四月に解散です。
結社の空気がガラリと変わる事柄でもあるので、
候補が居るとすればその辺がちょっと気になったり。
でもその前にやる事やっておかないとなーふぅ。
奥に奥にと隠すように置かれた木箱。
それは実家から持ってきた着物。
赤く、紅く染め上げた和の服。
久しく着物に袖を通していない事を思い出す。
せっかく見つけたので着ることにした。
んー、久しぶりだなー。
身が引き締まるというか何というか、まぁそんな感じ。
10月13日は銀誓館運動会の日です。
寒いから教室でぐーたらしていようかと思ったけど、高校最後と言う事もあり少し参加する事にした。
まず用意する物は延長コード。
グラウンドに近い校舎もしくは部室棟のコンセントから伸ばし伸ばしで校庭の片隅にコタツを用意する。
風除けのテントも設置し、いつでもお茶が飲めるようポットも用意。
うむ、準備万端だ。これで当日は快適に過ごせる。
そんなこんなで帰宅。
そこで悲しきことが…
はにわの、はにわの腕が…折れていた。
これは何かの前触れか…
くそぅ、気に入ってたのにー
高鳴る鼓動、張り詰める空気。
数多の能力者がそれぞれの想いを胸に秘めこの地に集結していた。
今治市に人気は無く代わるように異質な存在が蠢きささめく。
常識の通じない世界、此処は境目だ。
「戦闘、開始!」
その声と共に、
戦いが―――今始まる。
10:12
駆ける。
冥加に黒く蠢くモノたちを這わせ、その力を持って群がる蜘蛛を蹂躙する。
「はは、ははははは―――」
血が滾る、熱に浮かされた身体は次なる戦いを求め更に進む。
次はどこに?次は誰を?次は…
11:38
「―――なッ」
複数で対峙していた鋏角衆が突如回りだす。
高速に回転する刃は容赦なく傷を刻みつけ、赤く焼け付く血が戦場に飛ぶ。
走る痛みは顔を歪めさせ、意識に僅かな空白の時間が生まれる。
一対一ならそれは致命的な一瞬だろう。だがそれも些細なこと…
柔らかな風と共に運ばれる祈りが身体を癒し、次いて反応した別の能力者が鋏角衆を打ち倒す。
市の中心で繰り広げられる戦いは徐々に収束へと向かっていく。
14:26
今冶城には数多くの能力者が集まっていた。
前以て手に入れた情報によると戦力差はおおよそ二倍。
だがそんな差など物ともせず、勢いを衰えさせることを知らない能力者は正門を打ち破り城内へと進撃する。
多くの巫女と従う蜘蛛。
その者たちに怨みがある訳ではない、ただ立場が違うだけ…故にどちらかが倒れるまで争いは終らない。
互いの理念のぶつかりあい。その瞳に込められた念は敵対する者を内側から裂き、辺りに血飛沫が舞わさせる。
消える事のない狂気はさらに加速する。
17:44
本来ならそのまま天守閣に攻め入りたい所だが、どうも東の方で戦力が足りないらしい。
私は踵を返し馬越の方面へと向かう。
予想以上に状況は悪い。
埋め尽くされる町、数も把握出来ないほどに犇く敵勢。
一瞬の迷いが生死を別つ、それを感じさせるほどに熱が禍々しく渦巻いている。
「なんだっ!?身体が―――」
何かの音が風に流れ戦場に聴こえてくる。
それが言葉だと気付いた時には既に身体の自由が奪われていた。
意識はハッキリしている。
血の匂い、戦場を駆ける熱の空気、飛び交う悲鳴、武器を掲げ迫りくる敵影。
そして―――
21:19
生命賛歌の効力もあと残り僅かな時間、戦いは終局を迎えようとしていた。
最後の舞台は夜のフラワーパーク。そこでこの戦いは終る。
「千怜さん、一緒に往きませんか?」
ふと知った声を聞く。振り返るとそこに居たのは朔月風香だった。
「…ん、何か久しぶりに感じるな…いいよ、往こう。」
「では、宜しくお願いしますね。最後にもう一頑張りしてきましょう。」
常に緊張の連続。感覚さえ麻痺しそうな現状に知り合いの存在はでかい。
「頼りにさせてもらう。」
呟く言葉は誰の耳にも届くことはなく、風に乗り彼方へと流れ去る。
私達はそれぞれの武器を手に戦場へと身を投じる。勝利を得るために…
「ッ―――!?」
熾烈な一撃が痛みとなり身体を駆け巡る。
傷口はじくじくと熱を帯び、意識は朦朧とし荒く吐く息に生気は感じられない。
癒しの声は戦場になく、既に倒れ伏している者も多数。その中に風香の姿もあった。
戦況は火を見るより明らか。
だが、それでも―――
まだ諦めていない。
まだ戦う意志を持つ者が居る。
そう、まだ終っていない。この身朽ちるその時までは、
「――――――」
声にならない叫び、己が我意を掛け私は駆ける。
意識はそこで途切れ、その後がどうなったかは判らない。
判っている事は戦いが終ったということだ。
そして戦死者の中に見知った名前があったこと。
依頼で一緒になり達成の為に協力した。それだけの接点しかないけども、やはり寂しいモノがある。
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そしてさぼてんラブです。
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この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、桐嶋千怜が作成を依頼したものです。
イラストの使用権は桐嶋千怜に、著作権は東原史真に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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